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★聖地巡礼・REPORT |
──2006 年 5 月 6 日(土) 〜 7 日(日)/仙台 |
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ついに念願の聖地巡礼に出発!
東京在住の藤野ですが、ゴールデンウィークを利用して、仙台に行くコトにしました!──というのも、このゴールデンウィークには、フルキャストスタジアム宮城で、北海道日本ハムファイターズと東北楽天ゴールデンイーグルスの公式戦があるからです。愛するファイターズの応援に行かないわけにはいきません! 応援グッズに身を固めて、いざ出陣!!──って、聖地巡礼は「ついで」かよっ!?(苦笑)
【注】まともな『聖地巡礼レポート』は、下ネタキング さんの Web サイト『LIBIDOファンくらぶ』内の『聖地巡礼のススメ』をご覧下さい(現在、休止中?)。
1 日目(前編):杜の都に風薫る、最高の観戦日和でした♪
早朝の新幹線に乗って、やって来ました、杜の都・仙台! 藤野は仙台は初めて。まずは、まっさきにフルキャストスタジアムに向かいます。藤野は、あえて、仙台駅から徒歩で、新緑まぶしい宮城野大通りの散歩を楽しみました。広く綺麗な歩道で、暖かな陽射しと緑の薫りがとても気持ち良かったです。
フルキャストスタジアムは最高のテーマパークですね♪
球場の外では、子供たちがストラックアウトやトスバッティングみたいなコトをしてる一角があるかと思えば、特設ステージでプリキュアの着ぐるみショーをやってたり、トロッコバスみたいなのが場外を一周してたり、球団マスコットたちが来場者と遊んでたり……。
もちろん、球場の中も、暖かい初夏の陽射しを浴びながら、選手たちが低いフェンス越しに気軽にサインに応じていたり、球団マスコットたちがアトラクションをしていたり……。小さくてこぢんまりとした球場なんですけど、それがかえって地方球場独特の「おらが町のスタジアム」な良さを引き出していて、味がある感じです。あと、場内の牛タン弁当がめちゃくちゃ美味かった! 表面に味付けしてあるんじゃなくて、中から旨味が溢れ出てくる感じで、ホントに最高でしたね。フルキャストスタジアムに行かれる方は、ぜひご賞味あれ。
そして、肝心のゲームのほうも、ファイターズファンには大満足のしびれるゲームになりました。試合内容は割愛するけど、ほどよい点の取り合いの中で、「これぞプロ!」という敵味方関係なくスタジアム中をうならせる大ファインプレーもたくさんあったし、珍プレー(捕手の股間を打球が直撃とか(笑))も見られたし、ホントに面白いゲームでした。
とにかく、この日は天気が良く、かなり暖かい一日になったのですけど、強い日差しは薄い雲が絶妙にさえぎっていて、心地よい少し強めの風が吹いていたので、とっても気持ち良かったです。陽が傾いてきて涼しくなってきたかなと思ったら、凪になる気の利かせようで(笑)、最高の観戦になりました。やっぱり、野球は外でやるものですね。
1 日目(後編):『放課後〜』の舞台で、練一・小太郎 になりきる藤野?(苦笑)
試合後は、仙台駅を中心にぶらぶらと散策しました。ここからが「聖地巡礼」の本番です!
まずは、勾当台公園から定禅寺通り・一番町商店街を歩きました。勾当台公園は杜陽公園、定禅寺通りは杜陽通り(恋愛通り)のモデルになった場所(たぶん)ですね。思っていた以上に、お洒落な街並みにびっくりしましたよ。まさに『放課後〜』の背景そのままの、明るくさわやかな雰囲気でした。「早苗 や 倫子 や 雛子 さんたちは、毎日、定禅寺通りのこの並木道を、軽やかに歩いているんだろうなぁ」とか、そんな光景が容易に妄想(笑)できちゃいそうな感じです。日が落ちると、イルミネーションが華美にならない程度に、お洒落に街を彩って、ホントに綺麗。
……で、「(自称)LIBIDO ファンサイト」の藤野が、『放課後〜』の舞台を散策して、雰囲気に浸るだけで満足するはずがありません(苦笑)。せっかくなんで、ゲーム内のシチュエーションを演じてみたくなるじゃないですか!
まずは、近くでハンバーガーを買って、勾当台公園のベンチで食べてみます(ななせ や 倫子 とのエピソードだったっけ?)。さらに、タイヤキ屋さんを見つけたので買ってみます(これは 雛子 さんですね)。そんな感じで、一人『放課後恋愛クラブ』を堪能しました(大馬鹿)。一番嬉しかったのが、勾当台公園でルーズソックスの女子高生二人組を見かけたコトです。雰囲気から、勝手に、「ななせ と 早苗 だ!」と(心の中で)呼んでました(笑)。そうそう、一番町商店街の赤い電話ボックスから知人に電話をかけまくっちゃいましたよ(オレ、かなり壊れてるな……今考えると、とてつもなく恥ずい(苦笑))。
――もちろん、チビッコスクエアも観に行きました。思ったより仙台の中心部からは離れてましたね。連休中だったからかも知れませんが、すぐ近くを広瀬川が流れる静かな雰囲気の場所でしたよ。ココから数々の名作が産み出されていったんだなぁ……と、ちょっと感慨に浸っちゃいました。
隣接するチビッコビルに比べると、チビッコスクエアは小綺麗なわりと立派な建物で、1 階はコンビニが入っていましたね。もうだいぶ夜遅くなっていたので、コンビニで買い物をして、宿へ戻りました。
そうそう、宿に戻る途中で、冷やし中華を食べました。冷やし中華って、仙台が発祥の地だったんですね。中華料理屋の息子なのに、知りませんでした(苦笑)。それから、たまたま見つけた『メロンブックス』を物色し(地元だと言うのに、LIBIDO 関連のモノがナニも置いてない!)、デパ地下で、仙台名物の ずんだ や 笹かまぼこ などを買い込み、宿で地方局のテレビ番組を観ながら、のんびり味わいました。
──そんな感じで、藤野の初・仙台の夜は更けていきました。
明日は、ぜひとも本場の牛タンを、心ゆくまで食すぞ!(仙台の牛タンといえば、麦飯とテールスープが欠かせないと言いますけど、フルキャストスタジアムの牛タン弁当では、牛タンとの相性抜群の麦飯はセットになっていましたが、テールスープはなかったんですよ)
【藤野の仙台・豆知識】仙台のエスカレーターは、左側を空けておくのがマナーみたいです。関東とは逆なんですね。
2 日目:仙台の人はホントに優しいです(感涙)。
仙台 2 日目は、午前中に八木山動物公園を楽しんで(藤野は隠れ動物園マニア)、余裕があれば八木山ベニーランド(レインボーランドのモデル?)も見ておきたいなぁ。──で、午後はやっぱり野球観戦(笑)と、綿密にばっちり(?)計画を立てて、宿を出ました。
……ところが!!
朝、気持ちよく歩いていたら、横から来た自転車とぶつかってしまいました。「無茶な運転するなぁ」なんて思って、ふと見ると、自転車に乗ってた人が、うずくまって動けないでいるじゃないですか。しかも、よく見ると、痙攣っぽく震えてるし……。完全に頭が真っ白になって、パニックになってしまいました。
──そこに、すぐに、かわいい女の人が心配そうに駆け寄ってくれて、いろいろと面倒を見てくれた上に、携帯電話を持っていない藤野に代わり、救急車を呼んでくれたんですよ。さらに、近くで開店準備をしていた店員が、自転車の男性を道の端に移動し介抱してくれるなど、朝の忙しい時間にもかかわらず、何人もの方に、決して短くない時間、お世話をしていただきました。本当に、仙台の人の優しさには感謝感激です。
男性が救急車で運ばれた後、その場で警察の簡単な事情聴取を受けました。警察と救急によると、男性の怪我は大した事もなく、自転車と人がぶつかっただけですし、当事者間で話し合って下されば結構ですとの事。前科者になる心配はなくなり、ちょっと安心。
その後、すぐに、男性が運ばれた病院に行き、診察が終わるのを緊張して待ちましたが、やはり、腰を軽く打撲しただけという事で、その日の診察費と病院から自宅までの足代に多少の慰謝料を足した金額を受け取ってもらい、好意的に納得してもらった感じで、和解となりました(たぶん)。
それにしても、事故の瞬間、完全にパニくっていた藤野を優しく的確に誘導していただいた仙台の方々がいなかったらと思うと、本当にぞっとします。警察・救急の方々にも、とても親切に気を遣っていただきました。ろくな挨拶もお返しも出来ませんでしたけど、心からの感謝の気持ちでいっぱいです。
みんな、こんな親切で温かい人たちばかりの街から、LIBIDO が誕生し、小太郎 みたいなキャラが生まれたなんて、ちょっと信じられないですね(笑)。
一応、軽い打撲との事でしたが、まだ後遺症や通院の費用などの心配もありましたし、個人的に生まれて初めての交通事故で加害者になってしまった事で、心理的に、とても観光を楽しむ気分にはなれず、そのまま帰京する事にしました──携帯電話を持っていない私は、連絡先が東京の自宅しかなかったので、なるべく早く自宅に戻る必要もありましたし……。
【補記】その後、何の文句も請求もなく、無事和解しました。なんだか、ちょっとだけ 緑川史子 を思わせるエピソードだったわけですけど(?)、当然、そんなコトは思いつくハズもなく、毎日ビクビクしながら暮らしてましたよ(苦笑)。
そんなわけで、藤野の仙台 2 日目は本当に残念な形で終わってしまいましたが、仙台の人々の優しさに触れられたのは良かったかな……と、前向きに考えて、なるべく早い時期の仙台リベンジを果たしたいと思っています。みなさんも、藤野のような事のないよう、くれぐれも周りには気をつけて下さいね。注意一秒ケガ一生です。
そんなこんなで、藤野の聖地巡礼の旅は、唐突に終わったのでした……。
──ホントは、LIBIDO 作品の舞台となった場所をしっかり下調べしてから、聖地巡礼に行けたら、もっと楽しめたんだろうなぁ……と思うのですけど、次回は、LIBIDO 作品に出てきた場所を探す旅をメインに、聖地巡礼を果たしてみたいですね。『Starry Sky』(のモデルになったファミレス)は、ぜひとも突き止めたいぞ!
ここまで読んでくれた LIBIDO ファンのみなさんも、ぜひ、聖地巡礼の旅へ! 興味をもった方は、今すぐ、下ネタキング さんの Web サイト『LIBIDOファンくらぶ』内の『聖地巡礼のススメ』へ、GO!! 【補記】『LIBIDOファンくらぶ』は、現在休止中のようです。残念……(泣)。 |
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