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| 藤野の描いた はやぶさ たんは、 あまりにヒドイんで、削除しました。 もっとちゃんとした人が描いた もっと素敵な はやぶさ たんたちは、 『はやぶさまとめ』の『創作系』ページ 【注：現在はリンク切れです】 から、どうぞ。 | たぶん、もうとっくに、どこかで誰かが描いてると思うけど、あえて、藤野オリジナル。満身創痍で健気にがんばる、安くてちっちゃな（でも超高性能）探査機 はやぶさたん。髪は、日本人の誇りの黒髪にしようかとも思ったけど、大事な頭脳を熱から守るために断熱材（ポリイミド）の色にしてみました。 【補記】やっぱり、はやぶさたん は、すでに描かれていました。しきしま・ふげん さんの『teardrop Public Affairs Dep.』とか。かわいい……。
工学実験探査機・はやぶさ は、超高効率イオンエンジンの惑星探査への運用、高度な自律航行機能の実証、表面の様子を誰も見たコトのない、かつ、ほぼ重力ゼロの小天体への離着陸、……などなど、超低予算の中、世界初となる数多くの意欲的・野心的な技術に挑んだ画期的な小惑星探査機です。 藤野は、1 回目の小惑星へのタッチ・アンド・ゴーを、管制室のライブ中継と、宇宙開発ジャーナリズムの第一人者・松浦晋也 氏のブログ『松浦晋也のL/D』での実況中継に釘付けになりながら、手に汗を握って見守っていました。 地球との交信に往復 32 分かかる深遠な前人未踏の地で、実際に辿り着くまでどんなトコ・モノなのか誰も知らない天体を相手に、いくつもの予想外の事態に直面しながらも、持てる能力を臨機応変に駆使して、最善を尽くす はやぶさ とエンジニアたちのドラマ。 この困難なミッションに、日本の若手技術者たちが総力を結集して立ち向かっている、まさにその瞬間、その現場に居合わせているこの高揚感に、いてもたってもいられず、思わず描いた応援イラスト(←)です。 |
藤野の「よくわかる はやぶさたん（タッチ・アンド・ゴー編）」 ■まずは着地リハーサル（2005 年 11 月 4 日） はやぶさたん「よーし。みんなの期待に応えられるように、がんばるぞー！」 「まずは、一番明るいトコに向かって、ゆっくり降下しなくちゃ」 …… 「あれー。きらきらがいっぱいだよー。どれに向かっていけばいいのー？？」 「あーん。リアクションホイールが壊れてるから、細かい制御がムズカシイよぉ」 「しょうがないから、いったん上昇しておこう。着地予定地点の詳しい写真も撮れたし、地球のみんな、許してくれるよね」 ■つづいて、1 回目の着地トライ（2005 年 11 月 20 日） はやぶさたん「よーし。前回の反省と対策はばっちり！ 今度は、88 万人の夢が刻まれたターゲットマーカーを小惑星に届けなきゃいけないし、しっかりがんばるぞー！」 「やった！ ターゲットマーカーはちゃんと小惑星に届けたっ！ 地球のみんな、やったよ！ あとはぼくが無事に着地するだけ……まだまだ気を抜かず、がんばらなきゃ」 「あっ！ 着地予定地点に障害物があるよ……。ぼくが壊れちゃすべてがパーになっちゃう。ここは安全第一。まだまだ着陸のチャンスはいっぱいあるから、いったん、着地モードを解除しよ」 「うん、着地モードを解除したから、あとは上昇するだけ……あれ？ この姿勢で噴射したら、バランスくずしちゃう。……だめ、地球との交信もできないし、もう、着地に全力を振り絞るしかないっ！！ 操縦・姿勢制御・障害物回避・着地・……うまくできるかなぁ〜どきどき」 …… 「へちゃー。なんとか無事に着陸できたかな？ ふぅ、良かった……。さて、あとは離陸だね」 「あー！ 地球の命令なしに 1 秒間に 15 ミリ秒以上噴射しちゃいけないんだった。これじゃ離陸できないよぉ」 「なんだか、ここ熱いんだけど……。おしり、やけどしちゃうよぉ。どーしよー」 「あ！ 地球からの上昇コマンドだっ！ よかったぁ。よーし、離陸するぞぉ！！」 ──こうして、はやぶさたん は、世界で初めて自力で地球外天体に着陸し、離陸した探査機になったのでした！！ はやぶさたん「あー！ 着地モードを解除してたから、せっかく着陸してたのに、小惑星のかけらを拾っておくの忘れてたぁー！！」 ──もう、はやぶさたん ったら、ドジっ娘さんなんだからっ♪ ■そして、今日（2005 年 11 月 26 日）。2 回目の着地トライ。これまでのすべての経験を活かして、完璧なタッチ・アンド・ゴーを決めるコトができました。応援してくれたみんな、ありがとー！！ ──満身創痍のなか、それでも、タッチ・アンド・ゴーに挑戦するたびに賢く頼もしくなっていった はやぶさたん。あとは、無事に地球に戻ってくるだけです。がんばれ、はやぶさたん！！ | |
『藤野一宏 PRIVATE-ROOM』は、 『探査機はやぶさ』を応援しています。   ■このページの一番上に戻る。↑ | |
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